Cache TOPを利用して版ずれのような演出をする
Cache TOPを利用して、印刷の版ずれのような表現をしてみたいと思います。
版ずれさせる3Dオブジェクトを準備
まずは演出の対象となる、3Dのオブジェクトと、カメラ、ライト、ジオメトリを用意します。
noise SOPを挟んでいるのは、Geometoryに動きを出すためです。
Cache TOPを用意する
Cache TOPを用意します。 Cache TOPは、過去のフレーム情報を保持することができるオペレーターです。 ここでは、Cache Sizeが32に設定されている為、過去の32フレームが保持されています。
Cache Select TOPでキャッシュした情報を取り出す
キャッシュした情報をとりだすには、Cache Select TOPを使います。 Cache Select TOPのCache Indexに設定した値のフレーム情報を取得できます。
Reorder TOPでRGBそれぞれの値を設定する
Reorder TOPを利用すると、RGBAの値をそれぞれ設定することができます。 Cache Select TOPで取り出したフレーム情報をRGBそれぞれに設定していきます。
Cache Indexをずらしたことで、版ずれのような表現になります。
Feedback TOPなどと組み合わせると、こんな感じになったりします。