マイナス思考をプラス思考で考える
私は典型的なマイナス思考型の人間です。 いつからこんなにマイナス思考になったのかわかりませんが、 少なくとも学生時代から劣等感が強い人間だったと思います。
世間のキラキラした人達は「根拠のない自信」が大事だと、白い歯を見せながら言います。 私もその通りだと思うし、根拠のない自信を持ちたいと常日頃から思っていて、 なにかネガティブなことが起こった際に、無理やりポジティブに変換しようと試みたこともありました。
しかし、長年に渡って体にへばりついたマイナスな思考はなかなか変わらず、 年を重ねるごとにどんどんひどくなる一方です。
そこで、マイナス思考をやめるのではなく、マイナス思考をプラスに考えてみたらどうだろう思いました。 つまり、「マイナス思考」のだめな部分だけ見ずに、良い面も探してあげようという事です。 この時点ですでに少しポジティブな感じが出ています。
マイナス思考に良いところ
あくまで個人的な意見なので、すべてのマイナス思考の人が当てはまるとは思いませんが、 私が思うマイナス思考のいいところを上げてみたいと思います。
謙虚なふりができる
私は自分のだめなところが目につきすぎて落ち込むことが多いです。 なので、こんなタマキンのような人間が人様に偉そうな顔をしてはいけないと、常に意識してしまいます。なので、年齢や立場に関係なく謙虚な姿勢をとれます。
また、たまに褒められても、「きっとお世辞だろう。気を使わせてるな」と思うことができるので、変な自信がついたりしません。
向上心はわりとある
向上心だけの話で、実際に行動にうつしているかというと別の話になってしまいますが、 常日頃ダメ人間と思っているので、なんとか脱却したいと思っています。
学生自体は無駄に自分を変えたいと思い、インドに沐浴しに行ってみたりしました。 結果なにも変わらず帰ってきました。
社会人になっても、マイナス思考なので周りとのレベルの差に日々劣等感を感じ、なんとかこの劣等感の苦しみから逃れたいとおもい日々がんばりました。 結果、スキルは少しずつですがアップしていったと思います。
人の意見を鵜呑みにする
鵜呑みにすると言うとネガティブなイメージのほうが強いですが、おじさんになればなるほどドンドン頑固になっていきます。 他人の話、ましてや自分よりわかいキャピキャピした人々の話など、ラジオ感覚で聞き流してしまいがちですが、自分をタマキン人間だと思っていると、「自分 < 他人」なので他の人が言っていることのほうが正しいと思っている為、割りと耳を傾けることができます。 しかも自分で意思決定しなくてもいい安心感も伴って、他人の意見をものすごく参考にします。
まとめ
無理やりマイナス思考の良いところをひねり出してみましたが、3つしか思いつきませんでした。 やっぱりプラス思考になりたいです。