セルフユーザービリティテストのメモ
本日UXDTさん主催の「セルフユーザビリティテスト検定講座」に参加してきました。
参加者は30人ほどいて、職種もデザイナーや、エンジニア、セールス、エディタなど職種も様々でした。
はじめは座学でセルフユーザービリティの概要を聞き、最後に実際にワークショップを行いました。
ユーザービリティテストとは
Wikipediaによると、製品の評価をするための手法とあります。
ユーザビリティテストもしくはユーザテストとは、ユーザー中心設計のインタラクションデザインにおいて、ある製品を評価するために実際にユーザーにその製品を試してもらう手法のことである。
サービス開発をしていると、だんだんとユーザー目線での評価がしずらくなってきます。 自分の子は不細工でも可愛く見えるような感じで、サービスを客観視できなくなることがあります。
ユーザービリティテストは、ペルソナに近いユーザーに操作してもらい制作者では気付くことができない課題を洗い出す効果的な手法だと思います。
ユーザービリティテストの良い点
- 第三者視点でサービスを見れる
- 第三者の意見を聞けることで、サービスに対して適切な評価をチーム内で共有できる
ユーザービリティテストの問題点
- ちゃんとやろうとすると大変
セルフユーザービリティテスト
ユーザービリティテストを正しく行おうとすると、環境の準備やペルソナに合った被験者の確保、シナリオの準備など結構大変です。 「セルフユーザービリティテスト」はユーザービリティテストのライト版のような感じでしょうか。
やり方
セルフユーザービリティテストでは、下記3人が必要です。 基本的に開発者は参加しないほうが良いようです。
- 被験者(テストを受ける人)
- 記録者(テストの様子を記録)
- モデレーダー(司会)
※カメラはなくても良いと思いましたが、記録として残したほうがあとから見返せて新たな発見がありそうです。
ポイント
◎被験者は思ったことや、行動を口に出して言う。 例) 「このボタンのリンクは○○○に行くと思ったのに違ったのでビックリしました。」 「検索窓を探しています。ヘッダーにあると思うのでヘッダーを見ています」
◎モデレーダーは被験者を急かしたり、行動を促すようなことは言わない。 もし、被験者が操作に行き詰まって、テストをやめても止めたりしてはいけない。
まとめ
やり方自体は慣れればそこまで難しくないです。 取り入れる価値はあると感じました。