TouchDesigner基礎基礎メモ2
SOPで作成したネットワークをレンダリングしてみる
SOPで作成した3Dオブジェクト群(ネットワーク)をレンダリングしてみます。
Geometory COMPを追加
SOPで作成した3Dオブジェクト群(ネットワーク)は、必ずGeometory COMP
オペレータ内に配置する必要があります。 Geometory COMP内に配置することで、レンダリングする事ができるようになります。
プロジェクトの階層構造は下記の赤枠の箇所で確認できます。
render TOPを追加
Geometoryのレンダリングにはrender TOP
を使用します。 だたしrender TOPを配置しただけでは、何も表示されません。
Geometory(オブジェクト)は用意されていますが、カメラの定義と、ライトの定義がない為何も表示されない状態になります。
Camera COMP、Light COMPを追加
Camera COMP
とLight COMP
を追加することで、Geometory内に配置されたオブジェクトがrenderに表示されます。
ポイント
- 通常の3D表現と同様、ライトを複数定義することでよりリアルな表現ができます。
- カメラが被写体を見失わないようにする為に、カメラの
Look at
に被写体となるGeometoryを設定します。
render TOPに2次元用のエフェクトを設定する
renderオペレータには2次元用のエフェクトを設定することができます。 render結果と、TOPオペレータで読み込んだ画像をover TOP
オペレータで合成してみます。
Window COMPで結果をプロジェクタに表示する
最終的に作成した結果をプロジェクタなどに表示する場合は、viewを利用することでも可能ですが、上下にウィンドウのバーが表示される為かっこ悪いです。 その為Window COMP
を利用して表示します。
window COMPはOpen window
というviewerを利用できます。
windowの表示方法はオペレータープロパティで色々変更できます。
SOPメモ
SOPオペレータの右下にある、丸のボタンで「display」をONにしないとGeometory COMPになにも表示されませんでした。
まとめ
3Dオブジェクトをレンダリングして、2D用のエフェクトを設定することができました。 少しずつ理解してきました。